不安な時に読んでほしいブログ
ヒロキです、
今回は、新しいことに
チャレンジしようとしている人に
向けて書きます。
新しいことにチャレンジする時って
ワクワクもありますが、
不安
もたくさんありますよね。
でも、その「不安」や「恐怖」を
乗り越えない限り新しい自分には
出会えないです。
そんなあなたに一つ
お伝えしたい話があります。
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昔、遠い国の山奥に
恐ろしい巨人が住んでいました。
約3mの巨体に
もじゃもじゃの赤毛と赤いひげ
そして手には大きな斧。
その姿で、毎年、同じ日の同じ時刻に
麓の町の城壁に立ち、叫ぶのでした。
「おい、お前たちの中で
一番の勇者を連れてこい。
そいつと戦ってやるから。
さもないと城壁をたたき壊して
斧で皆殺しにしてしまうぞ。」
そこで、毎年、城壁の門がおそるおそる開かれ
一人の哀れな勇者が歩み出て
敵と来たるべき死に立ち向かっていました。
そして、まるで巨人に魅入られたかのように
剣を抜くことすらなく立ち尽くし
その大きなこぶしで叩き潰されて
斧でこなごなに砕かれてしまっていました。
ある日、この町にひとりの
若い王子がたどり着きました。
「この町の人々はどうしてみな、
おどおどと悲しげな顔をしているのだ?」
王子がそばにいる旅人に尋ねました。
旅人は言いました。
「あなたはまだ巨人を
見たことがないのですね。」
「巨人だと??」
若い王子は興味をそそられました。
旅人は王子に巨人の話をしました。
「ちょうど今日が、毎年
巨人がやってくるその日です。」
やがて日が暮れて
いつものように巨人が現れました。
「おい、町一番の勇者を連れてこい。
戦ってやるから。」
巨人が叫びました。
「ここにいるぞ」
待っていたのは、若い王子でした。
かれは門をさっと開くと
勇敢にも一歩踏み出し
巨人を見上げました。
ところが、巨人からはまだずいぶん
離れていたにも関わらず
そのあまりの大きさに
王子はたちまち打ちのめされてしまいました。
しかし、このまま立ち尽くしても
結果は見えています。
王子はありったけの勇気をふりしぼると
巨人のほうへ歩きだしました。
剣を構え、その恐ろしい形相から
決して目をそむけませんでした。
突然、王子は気がつきました。
歩み寄るほどに
巨人が大きく見えてくるのではなく
逆に小さく見えてくるのです。
見えてくるのではありません。
実際に縮んでいくのです。
王子がいったん立ち止まって
巨人をにらみつけたとき
巨人の背丈は約1,5mになっていました。
さらに近寄ってにらみつけました。
いまや巨人の背丈はたった
60cmしかありませんでした。
そうして、王子の剣が届くほどに
近づいたときには、巨人の背丈は
たったの約36cmになっていました。
王子は剣をとると
巨人の心臓を貫きました。
そして地面に伏し死にゆく
巨人のそばに屈み込み、尋ねました。
「お前は誰だ?」
最後の息を引き取りながら、
巨人は答えました。
「私の名は恐怖です。」
恐怖心をなくす方法は、
ただ一つです。
行動することです。
プールの飛び込み台で飛び込もうか
飛び込むまいか迷っている時は
足が震えます。
しかし、飛び込んでしまえば
恐怖はありません。
それどころか
それが快感であることに
気が付きます。
行動を起こせば、
恐怖は消えます。
行動している人に
恐怖はありません。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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